POINT:
・地域貢献活動の一環として、近隣の小学生の「見守り隊」を結成
・「見守り隊」の活動は約10年間、毎日続いている
■地域貢献活動として、地域の小学生の「見守り隊」を結成
今回は、2013年から行なっているマルハン上小田井駅前店の地域貢献活動と、地域の小学生の「見守り隊」を結成した背景を取材しました。
上小田井駅前店スタッフ:「おかえりなさーい!」
子どもたち:「ただいまー!」
マルハン上小田井駅前店のスタッフが、小雨の降る中下校する子どもたちに声をかけると元気のよい返事が返ってきました。この活動は、約10年前から近くの小学生の登下校時に行われています。
上小田井駅前店スタッフ:
「自分の娘と保育園の頃からの同級生もいるので、いつもこんな感じで挨拶を返してくれますよ!」と笑顔を見せてくれました。
この活動の背景を知る小学校の先生にもお話を伺いました。
小学校関係者:
「私が聞いていた情報としては、上小田井駅前店がオープンしたところ、当時の教頭先生が、『子どもの見守り隊として登下校時の旗振り活動ができないか?』と折衝したと聞いています。完全にこちらからお願いしたというよりは、当時マルハンさんの方も地域の方や学校関係の方に貢献できることはありませんか?と話がありました。それから約10年間、今日までこの活動が続いています。」
さらに、「見守り隊という素晴らしいことを取り組んで頂いているにも関わらず、この活動をマルハンさんが行なっていること自体を知らない職員もいます。今後は、児童会の子どもたちを中心に月に1度、朝8時から学校の門の前で行っている挨拶運動を一緒にできたらいいなと考えています。」と、マルハンのボランティア活動を知ってもらえるきっかけ作りについても語ってくれました。
最後に、マルハン上小田井駅前店 店長の長井さんにも話を聞きました。
長井店長:
「この活動を始めた当初はマルハンの制服を着たスタッフが小学生に挨拶をしているだけでも、『教育上よくないのでパチンコ店の店員が話しかけて欲しくない』と厳しいお声もあったと聞きました。それが今は『いつもありがとう』や寒い日には『こんな日にもご苦労さま』と感謝や労いの言葉をいただけるようになっております。今、当たり前に地域住民の皆様やお子様たちとこういった交流が日常的に見られるのは、上小田井駅前店しかないと思います。見守り隊は子どもたちの安全サポートはもちろん、地域住民の皆様や働いているスタッフにもとてもプラスになる活動だと考えているので今後も続けていきます。」と、熱い想いを語ってくれました。
10年間、毎日「見守り隊」を行い続けてきたことで、地域住民との信頼を築いてきた上小田井駅前店。今後の上小田井駅前店の新しい地域貢献活動の可能性にも期待ができそうですね!