もくじ
真夏の病魔や邪気を払う「ねぶり流し」
今年も盛大に開催された秋田竿燈まつり。七夕行事のひとつに、秋の収穫前に労働の妨げとなる睡魔を追い払うため、人形などの形代に睡魔を委ねて祓え流す「眠り流し」という習慣があります。秋田市では「眠り流し」が訛り、「ねぶり流し」と呼ばれるようになりました。
今回、私たちが参加した竿燈まつりは、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流しの行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたといいます。五穀豊穣や無病息災、技芸上達を願う一連の行事とともに、旧暦7月7日の七夕行事と結びつき、さらにはお盆を迎え入れる行事として続いてきました。今では1万個以上の提灯が彩る大迫力の『夜竿燈』が祭りのハイライトとなっており、東北3大祭りの一つとして有名です。
盛況の秋田竿燈まつり
秋田市の中心部に位置する竿燈大通りでは、提灯の光が稲穂のように揺れ、まるで光の波が夜空を漂うかのように秋田市を幻想的に照らしました。
そんな今年の秋田竿燈まつりは、4日間ともに快晴に恵まれ、132万人もの来場者が訪れる大盛況となりました。昨年よりも12万人も増え、多くの方々がこの伝統行事を楽しんでいました。来場者は地元の方々をはじめ、国内外からも訪れ、多様な文化が交わる瞬間が様々なところで見られました。
マルハンの協賛と参加者たちの熱気
この伝統ある祭りを支える一員として、マルハンは今年も全力で参加してきました。東北にあるマルハンの店舗から、店長6名、マネージャー14名、スタッフ10名、そしてスタッフの子ども7名の合計31名がマルハンはんてんに身を包み参加しました。祭りの熱気に包まれながら、地域のみなさまとの絆をさらに深めることができました。
にゃんまる人気と来場者の声
会場ではマルハンオリジナルキャラクター「にゃんまる」が大人気で、「にゃんまるかわいい!」「にゃんまるの人形欲しい!」といったお声をたくさんいただきました。さすがのにゃんまるも照れてしまったようです。
祭りの賑やかな雰囲気に包まれる中で、マルハンのブースには多くの参加者が立ち寄り、記念撮影では元気に「パワー!!」とポーズをとってくれるお子さんの姿も見られました。今回の活動を通じて、地域の皆様に愛されていることを実感し、こうした取り組みがいかに意義深いものであるかを再確認できました。今後もその期待に応えるため、地域貢献活動を一層力を入れて続けていく決意を新たにしました。
マルハンスタッフの感動と次回への意欲
また、マルハンのスタッフからも「初めて参加したが、想像していた以上に迫力があり感動した」「また来年も参加したい」「にゃんまるの人気の高さにびっくりした」「マルハンを好意的に受け取ってくださる方が多く嬉しく感じた」といった声があがり、祭りを通じて、地域の皆様との絆がさらに深まったことを感じています。
さらに広がる地域との絆
今年も秋田竿燈まつりに地域の一員として参加できたことで、来年もまたぜひ参加したいという気持ちが一層強くなりました。伝統ある祭りに参加させていただくことで、多くの方々に「マルハン」を知っていただくことができ、地域社会との連携が一層強まることを実感しています。これからも、この素晴らしい伝統行事を支え、未来へとつながる一歩を共に歩んでいきたいと考えています。
次回秋田竿燈まつり!
来年もぜひ秋田竿燈まつりに参加させていただきたいと考えております。来年の夏まで竿燈まつりの提灯の光の稲穂のように、明るくたくましく歩んでいきましょう!
昨年の記事はこちら
秋田竿燈まつりの公式ホームページはこちら